中国針灸「精誠堂(せいせいどう)」【千歳烏山 本院】東京都世田谷区南烏山5-9-2 【飯田橋針灸マッサージ治療院】東京都千代田区富士見2-2-3 ドーム飯田橋1F
針治療は、主に金属で作られた"針"を身体にある"ツボ"(=経穴)に刺して刺激し、全身に張り巡らされた"経絡"中の"気"や"血"の流れを整えることで身体の不調を改善したり、体質改善や病気の予防をしようとするものです。
対象となる症状は、腰痛、頭痛などの痛み症状から、内臓の不調、婦人科疾患や更年期症状といった症状まで幅広く、その目的も慢性症状の維持・改善から体質改善、健康増進、病気予防まで多岐に渡ります(※詳細後述)。
使用される針は髪の毛ほどの非常に細いものが多く(※詳細後述)、刺入の際の刺激も一瞬チクッとする程度か、ほとんど分からない程度の場合がほとんどです。
針の材質も、最近はステンレス製のディスポーザブル針(滅菌された使い捨ての針)が主流となっており、感染などの心配は無くなっています。
冒頭で、鍼治療は"針"を"ツボ"(=経穴)に刺して"経絡"中の"気"や"血"の流れを整える、と書きましたが、伝統的な"ツボ"や"経絡"を対象とした施術以外にも、現在では現代解剖学や生理学に基づいた、筋肉や筋膜、神経、トリガーポイントといったものを対象として針を打つ方法も多く行われています(※詳細後述)。
ヨモギの葉の絨毛から作られた艾(もぐさ)に火を点け、体に温熱刺激を与える治療法です。
直接灸や間接灸、隔物灸など、一定量の艾を直接皮膚の上にのせて行うものから輻射熱で温めるものまで様々なやり方があり、その刺激も一瞬チクッとする刺激から、やんわりと温かい感じのする刺激まで、症状や目的、部位によって使い分けてゆきます(※詳細後述)。
針と同様、"ツボ"を選んで施灸してゆきますが、ツボほどポイントではなく、少し広い面を対象に温めたり、灸単独ではなく針と併用して行うことも多くあります。
その効用は何といっても"温める"ということですが、直接的に冷えた部分を温めるということだけでなく、ツボを選んで体の陽気を高め体自身の温める力を高める、熱刺激で湿邪(体に悪影響を与えている過剰な水分)を散らす、などといった目的でも用います。一見逆のようですが、外傷などの腫れや炎症に対して、炎症や痛みの緩和を目的に用いられることもあります。
好みもありますが、艾(もぐさ)の香りは大変落ち着く良い香りで、施術中の艾の香りによるアロマ効果も灸の効果の一つと言えます。
これら針や灸の施術を行うには、日本では所定の専門学校、もしくは短大・大学で3年間の専門教育を受けた後、実技を兼ねた卒業試験を通過して国家試験の受験資格を得、年に一回の鍼師免許、灸師免許の国家資格に合格しなくてはなりません。合格の通知を受け取った後、申請をして鍼師、灸師として登録され、はじめて鍼師・灸師として施術を行うことができます。
精誠堂 飯田橋 針灸マッサージ治療院 院長 藤本 博和
賀偉総院長が施術を行う本格中国針灸の専門治療院
賀偉総院長が施術を行う本格中国針灸の専門治療院
針灸、マッサージ、中国整体を併設