中国針灸「精誠堂(せいせいどう)」【千歳烏山 本院】東京都世田谷区南烏山5-9-2 【飯田橋針灸マッサージ治療院】東京都千代田区富士見2-2-3 ドーム飯田橋1F
梅核気とは、のどが痞える、締め付けられる、何かができているような違和感や異常感を咽喉に感じる状態のことです。実際には、何かができている訳ではないので、吐き出すことも飲み込むことも出来ません。ヒステリー球や咽喉頭異常感覚症とも呼ばれます。
原因は、ストレスが関係していると言われます。更年期にさしかかった女性に多いと言われます。
中医学でも同様で、ストレスなどによる気の停滞、それによる痰の形成が原因と考えます。
加齢と共に生命エネルギーの本である腎が衰えることで、相対的に肝が強くなりすぎてしまうため、ストレスを感じやすくなり、気滞や熱が生まれて咽に留まって梅核気となります。これが、更年期にさしかかった女性に症状が現れやすい理由です。
また、肝の働きの異常が、水分代謝と関わりのある脾の働きを乱しても、痰という病理産物が生まれます。この痰が気と共に咽に結びついて梅核気となります。こうして引き起こされた梅核気が長引くと熱が生まれ、この熱が気血津液を消耗してしまうこともあります。
気滞+痰結
ストレスで気が滞り、脾の働きが失調して気と痰が咽に留まった場合。
咽の詰まり感はストレスが増した時に悪化したり、吐き気を伴うことがある。
気滞+陰虚
気の滞りが長引き熱が生まれたことで、身体の水分を消耗した場合。
口の乾き、耳鳴り、不眠などを伴うことがある。
気滞+気血両虚
気の滞りが長引き熱がうまれ、気も血も消耗してしまった場合。
息切れ、倦怠感、少し動いただけで汗がでる、動悸などを伴うことがある。
賀偉総院長が施術を行う本格中国針灸の専門治療院
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針灸、マッサージ、中国整体を併設