中国針灸「精誠堂(せいせいどう)」【千歳烏山 本院】東京都世田谷区南烏山5-9-2 【飯田橋針灸マッサージ治療院】東京都千代田区富士見2-2-3 ドーム飯田橋1F
のぼせとは、頭や顔に熱が集まったような感覚をいいます。身体に起こった場合はほてりと言われます。
原因は、精神的緊張、恥ずかしさ、自律神経の乱れ、更年期などホルモンバランスの乱れや、高血圧、バセドウ病など様々です。頭や顔の血管が拡張することで起こります。
運動不足であったり、肉類の多食、香辛料などの刺激物やアルコールなどの摂り過ぎも、のぼせを起こす下地を作ってしまうことがある様です。
中医学では、腎陰の不足と考えます。
腎には、両親から受け継いだ先天の精と、飲食物から作られた後天の精が蓄えられています。この精というのは人間が生きていく為の原動力となるエネルギーです。
また、精は、腎陽、腎陰の元となります。腎陽は体の熱エネルギーの元であり、体を温めると同時に、冷えすぎない様にバランスをとます。 腎陰は体を潤したり、体の中に熱が過剰にならない様に働きバランスをとっています。
この腎陰が衰えると、体の中では相対的に陽が強くなります。このアンバランスが進行すると、陽が強くなりすぎて、頭や顔に陽(熱)が昇ってのぼせの症状が出るのです。
陰が衰える原因としては、遺伝的に腎陰が少ない場合や、房事の不摂生、長患い、出産による消耗や産後に充分回復しないなどが挙げられます。
また、更年期になるとのぼせが起こることがあるのは、歳をとるにつれてだんだん精が少なくなっていくので、腎陰も同時に不足していく為と考えられます。
腎陰不足
顔が赤い、口や咽喉の乾き、足腰が怠い、めまい、耳鳴りなどを伴うことがある。
賀偉総院長が施術を行う本格中国針灸の専門治療院
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針灸、マッサージ、中国整体を併設